LANケーブルには、ストレートケーブルとクロスケーブルがあります。
今回は、ストレートケーブルとクロスケーブルの違いについてお話します。
▼それぞれの用途
ストレートケーブルとクロスケーブルには、それぞれに使う用途が異なります。
■ストレートケーブル
ストレートケーブルの用途は、パソコンとHUBを接続するなど、パソコンと周辺機器を接続するために使用するケーブルとなります。
■クロスケーブル
クロスケーブルの用途は、パソコンとパソコン、HUBとHUBなど同じ機器を直接接続する場合に使用するケーブルとなります。
パソコン2台をケーブルで接続したり、HUBとHUBを接続してデータ通信する際に用います。
▼それぞれの違い
用途としては、接続する種類によるものの違いになりますが、見た目の違いもあります。
ストレートケーブルの場合、接続部分であるコネクタ部分を見ると、線の色が同じ順番で並んでいるのがわかります。
クロスケーブルの場合は、コネクタ部分は、線の色は同じですが、異なった順番で並んでいるのが特徴です。
▼自動判別機能
ストレートケーブルとクロスケーブルは、接続する機器により使い分けが必要とされていました。
しかし、現在ではほぼ全ての機器に自動判別機能というものがあり、ストレートケーブルで統一する事ができます。
古い機器を使用する場合を除いては、ストレートケーブルのみで対応可能です。
▼まとめ
現在は、ほとんどがストレートケーブルのみで接続が可能になります。
しかし、知識としてストレートケーブルとクロスケーブルの使い分けや、見た目の違いを知っておくと良いでしょう。