光ファイバーの接続方法にも様々ありますが、その中でも融着接続というものがあります。
機械に関しては難しい言葉も多いですが、少しずつ理解することで今後も役立つでしょう。
そこで今回は、光ファイバーの融着接続について紹介していきますので是非参考にしてください。
▼融着とは
融着という似た言葉で「溶着」というものがあります。
どちらも同じような意味合いですが、予備発泡粒子同士が加熱融合して溶着した状態です。
溶着は、樹脂や非鉄金属を接合する技術の一種になります。
▼融着接続とは
ガラス製の光ファイバーを熱して融解し、二つの光ファイバー同士を接着させる方法です。
接続の仕方によっても違いますが、以下の方法があります。
・コアの中心軸が一致するように、位置を決め手から接続する方法
・溶接させた時に、発生する表面張力を利用して融着する方法
融着接続は他の接続に比べ接続損失も小さく、テープ心線を一緒に接続できる特徴があります。
接続の精度を高めることにも繋がるのでおススメですが、接続器のメンテナンスなどが必要です。
■他の接続方法
融着接続の他に、以下の方法があります。
・短時間で作業できるメカニカルスプライス接続
・専用のコネクタを使用するコネクタ接続
▼まとめ
光ファイバーの融着接続とは、二つの光ファイバー同士を接着させる方法です。
他の接続に比べ高価ですが接続損失も小さく、テープ心線をまとめて接続できます。
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