電気の恐ろしいところと言えば、感電する危険性があるということです。
電気工事士は電気を扱う仕事をしているので、感電対策が欠かせません。
では、実際にどのような感電対策を行っているのでしょうか。
▼電気工事士が行っている感電対策
■ヘルメットをかぶる
安全に電気工事を行ううえで欠かせないヘルメット。
実は、電気工事士がかぶっているヘルメットは普通のヘルメットとは少し異なります。
電気工事では落下物から頭を守るというよりも、頭に電気が流れないようにすることが大切です。
そのため、電気工事士がかぶっているヘルメットは感電しにくい素材が使われています。
■電気を通さない靴を履く
電気工事を行う際は、頭からだけでなく足元から電気が流れるのも防がなければなりません。
そのため、電気工事士は電気を通さないゴム製の靴を履いて作業しています。
■簡易漏電遮断器を使う
簡易漏電遮断器とは、漏電を防ぐためのものです。
私たちの身近にあるもので例えると、ブレーカーの役割を果たします。
簡易漏電遮断器を使って電気工事を行う理由は、もし作業中に漏電したときに人体に電気が流れる前に食い止めるためです。
最近では簡易漏電遮断器の使用が義務付けられている現場もあり、感電対策の必須アイテムと言えるでしょう。
▼まとめ
電気工事士が現場で実際に行っている感電対策は、主に次の3つです。
・ヘルメットをかぶる
・電気を通さない靴を履く
・簡易漏電遮断器を使う
弊社ではこういった基礎的なことから教えているので、未経験の方でも安心して働いていただけます。