電気工事士が電気工事を行う際に身につけている「腰道具」。
どのような仕組みになっているのか、何を入れているのかなど気になりますよね。
そこで今回は、電気工事士が身につけている腰道具の仕組みと、腰道具を身につけるメリットについて解説していきます。
▼腰道具の仕組み
腰道具には腰ベルトが付いており、そこにさまざまな工具を入れるためのホルダーが付いています。
そして、腰ベルトを腰に装着することで、工具がバラバラになることなくスムーズに出し入れすることができます。
■腰道具にセットする工具
腰道具にセットする工具は人によって異なりますが、使用頻度が高い工具には次のようなものがあります。
・ペンチ
・ニッパー
・ドライバー
・カッターナイフ
・電工ナイフ
・スケール
・プライヤー
▼腰道具を身につけるメリット
■両手を自由に使える
腰道具を身につけることで工具を手で持ち運ぶ必要がなくなり、両手が空くので作業効率が上がります。
また、危険な場所で作業することが多い電気工事士にとっては、両手が空くことで安全性が高まります。
■工具を失くすことが少なくなる
作業中に現場を行き来する際に手で工具を持ち運んでいると、失くす可能性があります。
しかし、腰道具にセットして持ち運ぶことで失くす可能性が低く、失くしてもすぐに気づくことができます。
▼まとめ
腰道具は、腰ベルトに付いているホルダーに工具を入れて、腰に装着する仕組みです。
腰道具を身につけることで両手を自由に使うことができ、工具を失くすことが少なくなります。
腰道具にもさまざまな種類があるので、電気工事士を目指す方は自分に合った腰道具を選びましょう。