有線でインターネット接続をする際に使用する「LANケーブル」と、光通信で使用する「光ケーブル」。
この2つのケーブルの違いがよく分からない方もいらっしゃいますよね。
この記事では、LANケーブルと光ケーブルの違いをご紹介いたします。
▼LANケーブルと光ケーブルの違いとは
LANケーブルと光ケーブルの大きな違いは以下の通りです。
■信号
光ケーブルは光、LANケーブルは電気信号を使用します。
■耐久性
光ケーブルは、テンションメンバなどにより牽引に耐える仕様になっている為、LAN ケーブルよりも耐久性が高いです。
■伝送できる情報量
光ケーブルは、LANケーブルよりもデータ伝送に使われる帯域幅が広い為、大容量のデータも高速通信で送ることができます。
ただし、LANケーブルでも通信速度を多少速めることは可能です。
LANケーブルの規格を選ぶ時、なるべく数字の大きいものを選ぶと通信速度が上がりますよ。
■伝送可能距離
LANケーブルの最大伝送可能距離は100mとされています。
しかし、光ケーブルなら伝送中の信号損失が少ない為、最大伝送可能距離は300m~40km以上となっています。(LAN/WAN規格別最長距離)
▼まとめ
LANケーブルと光ケーブルは、どちらもネットワークのデータ送受信に用いられています。
2つのケーブルの大きな違いは、接続の安定性や速度、セキュリティ面において光ケーブルの方が優れていること。
家庭用で使う分には、LANケーブルでも問題はありませんが、複数の端末を同時にインターネットにつなぐ場合などは光ケーブルの方が快適かつ安全だと言えるでしょう。