電気工事士の資格は、電気工事を行ううえで必要です。
これから電気工事士の資格を取得しようと考えている方は、どのくらいの難易度なのか気になりますよね。
そこで今回は、電気工事士の難易度について見ていきましょう。
▼電気工事士の難易度
電気工事士の資格には第一種と第二種の2種類があり、それぞれ難易度が異なります。
また、どちらにも筆記試験と技能試験があり、筆記試験に合格しなければ技能試験を受けることができません。
今回は、筆記試験と技能試験それぞれの合格率を見ていきましょう。
■第二種電気工事士
令和2年の第二種電気工事士の合格率は、筆記試験が62.1%・技能試験が72.4%です。
ちなみに令和元年の合格率は、筆記試験が65.9%・技能試験が65.3%でした。
これらの結果を見ると、比較的合格率が高く難易度が低い資格と言えるのではないでしょうか。
■第一種電気工事士
令和2年の第一種電気工事士の合格率は、筆記試験が52.0%・技能試験が64.1%です。
その前年度の合格率は、筆記試験が54.1%・技能試験が64.7%でした。
第二種電気工事士と比べると合格率は低いですが、受験者の半数以上が合格しているのでそれほど難易度は高くないように思えます。
▼受験資格はある?
電気工事士の試験に受験資格はないので、誰でも受けることができます。
しかし、先ほどの合格率から見てわかるように、取得する順番には気をつけた方がよいでしょう。
まずは難易度の低い第二種電気工事士を取得し、その後第一種電気工事士を受験するのが一般的です。
▼まとめ
電気工事士の資格は、第一種と第二種どちらも合格率が50%以上です。
そのため、それほど難易度が高い資格とは言えなそうです。
とくに受験資格はないので、電気工事士を目指す方はぜひ挑戦してみてくださいね。