構内ネットワークを構成する機器間をつなぐ際などに使用するLANケーブル。
このケーブルは、自作することが可能です。
今回は、LANケーブルの作り方をご紹介いたしますので、一度参考になさってください。
▼LANケーブルとは
LANケーブルは、一般的にルーターなどの通信機器とPC・ゲーム機などを有線接続し、インターネットに接続する際に使用します。
■必要なパーツと工具
LANケーブルの自作に必要となるパーツと工具は以下の通りです。
・UTPケーブル
・コネクタ
・モジュラーカバー
・ストリッパ(皮むき工具)
・かしめ工具
・ケーブルテスター
■作り方の手順
LANケーブルの作り方を見てきましょう。
①ケーブルを必要な長さに切断する
②モジュラーカバーをつける(先付けのモジュラーカバーを使用する場合)
③ケーブルの皮むき→芯線を傷つけないように慎重に切れ込みを入れる
④芯線を並べ替える→芯線はストレートで並べる(※以下の順番を参考にしてください。)
T568B結線…(1.白/橙)(2.橙)(3.白/緑)(4.青)(5.白/青)(6.緑)(7.白/茶)(8.茶)
⑤コネクタに挿入→導線の長さを揃え、並べた順番のままコネクタに挿入する
確認ポイント ・心線が奥まで入っている事・外皮が程よい長さである事
⑥圧着・固定→かしめ工具でLAN結合部を圧着し固定する
⑦結線確認→正常に結線されているか、LANテスターを使って確認する
▼まとめ
LANケーブルを自作する際に難しいのが、ばらした芯線を並べ替えてからコネクタに挿入する作業です。
ロードバーありのコネクタを使用すると初心者でも失敗しにくいですよ。
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